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DINNTECO事業

新型避雷針『DINNTECO』について

DINNTECOについてABOUT DINNTECO

 

 

 

「誘雷」から「避雷」へ!DINNTECOの新しいテクノロジーで避雷針は進化します。

一般的な避雷針(フランクリンロッド)は、建物や人に雷が直撃しないように、避雷針へ雷を「誘い込んで落とす」ためのものです。1749年に避雷針が発明されたころは、落雷から人命や建物を守ることが避雷針の役割でした。
しかし、それから250年後の現代においては、避雷針に求められる役割はそれだけではありません。電話・照明・空調・テレビ・パソコン・給湯器・エレベーター・オートロックなど、すべてが電子機器によって成り立っている生活の中で、落雷によって生じる巨大な電流によってそれらが破損するダメージは計り知れません。住宅はもちろん、店舗であれば営業停止大切なデータの逸失、工場であれば稼働停止不良品発生、病院であれば医療機器のトラブルによって致命的な問題を引き起こします。




従来の避雷針との違い

避雷針は、大きく分けて
①雷を誘い込んで落とすタイプの避雷針(=誘雷)
②雷を落とさないタイプの避雷針 (=避雷)
の2 つのタイプに分かれます。

「避雷針」という言葉から、避雷針は雷を避けてくれるものだと思われがちですが、必ずしもそうではありません。雷をあえて呼び込み安全に地表に落とすタイプの避雷針と、雷そのものを落とさせないタイプの避雷針とがあるのです。



  落とすタイプ
(=従来の避雷針)
落とさないタイプ
(=DINNTECO-100plus)
仕組み 誘雷
= 雷を呼び込み、安全に落とさせる
避雷
= 雷を落とさせない
落雷の発生 発生する 発生しない
直撃雷による内部雷被害 発生する 発生しない
直撃雷による周辺への影響 発生する 発生しない

現代社会の大敵 ” 誘導雷(内部雷)”

直撃雷(外部雷)

一般的にイメージされる「落雷」です。人や建物に直接雷が落ちることです。

誘導雷(内部雷)

建物等への落雷(従来型避雷針への誘雷を含む)により、周囲の電磁界が乱れることで発生する誘導電流のことです。アースや電線等から誘導電流が流れ込み、屋内の電子機器の故障や破損、データ消失などの被害を引き起こします。

従来型の避雷針で「安全に落とす」場合でも、この誘導雷は発生します。

一度落雷が発生すると、200万~10億ボルト 及び 数万アンペアという巨大な電流が避雷針を伝って流れ、「地面」「電源」「電話線」から、建物内に波及します。これは、従来型の避雷針では仕組み上防ぐことができません。その被害を防ぐためには、従来型の避雷針に加えて、多数のSPD(避雷器)を設置しなくてはなりませんが、これには大きなコストがかかります。 › DINNTECOのコストパフォーマンスについて

雷を「落とさない」避雷針
DINNTECO-100plusの仕組み

新しい避雷針「DINNTECO-100Plus」は、本体から半径100mの範囲で、上空のマイナス電荷を常に引き寄せる働きをしています。
周辺で発生するマイナス電荷が常にDINNTECO-100Plusへ向かって引き寄せられている形になるので、上空に向かってマイナス電荷が放出されることがありません。


また、DINNTECO-100Plusは、同じく本体から半径100mの範囲で、地面(対象となる接地極)のプラス電荷も常に引き寄せています。

そうして空中から引き寄せたマイナス電荷と地面から引き寄せたプラス電荷を、DINNTECO-100Plus本体内部では自動的かつ継続的に電荷交換を行うことで中和し続けています。その働きにより、DINNTECOの保護範囲内では電位差が発生しない(大気中のマイナス電荷を飽和させない)ため、落雷が発生しないのです。

【落雷の原理】

  • ①はじめに、雷雲から地面に向かって、先駆放電(ステップリーダ)が起こる。
  • ②地面からも雷雲の下部に向かい、放電しやすい経路を求めて
       
    小規模な放電(ストリーマ)が起こる。
  • ③上からの放電、下からの放電が繋がると、そこが放電路となり、大きな放電となる(=落雷)。

落雷とは、上空(雲中)と地面とで電位差が大きくなった時に、それを解消しようとして放電が起こる状態のことです。この原理からすると、電位差を生じさせず、「ステップリーダ」「ストリーマ」が発生しなければ、その後に続く放電路も形成されないということになります。

広い保護範囲

DINNTECO-100plusの保護半径は100mです(※)。この範囲内に雷を寄せ付けません。
※ 基準となる面から本体先端部までの高さが26.7m以上ある場合。
※ 建物の形状や周囲の建物の高さにより保護範囲は異なります。詳しい保護範囲については、認定業者による設計図およびシミュレーションデータによって提示させていただきます。

保護範囲については、ヨーロッパにおいて雷の実験で著名なフランスのポー大学で行った高圧放電試験の結果により、ICE62305の回転球体法の半径200m 及び NFC17-102を採用しております。

 

 

各機関の推奨・認定CERTIFICATION

各機関からの推奨

DINNTECO-100plusは、NATOをはじめとして以下の機関からの推奨・推薦を受けています。

NATOカタログ登録:DDCE:NCAGE:SYN37

DINNTECO-100Plusは、2013年10月9日にNATOカタログに登録されました。
これにより、28カ国のNATO加盟国の軍施設・関連施設で導入されています。

防災製品等推奨品マーク第0146号

内閣府・防災推進協議会に属する防災安全協会による「防災製品等推奨品」に推薦。
防災製品等推奨品とは、災害時に役立つ防災製品を国民に広く推奨するための一般社団法人防災安全協会による推奨制度です。

インドネシア大手通信会社からの感謝状

インドネシア大手通信会社より、従来発生していた落雷被害がDINNTECO-100plus設置以降0になったことについて、感謝状をいただきました。

世界各国での豊富な採用実績

DINNTECO-100plusは、世界35カ国以上、5,000件以上の豊富な採用実績があり、ビル1棟からパナマ運河まで、あらゆるシーンでの落雷リスクに対応しています。


  • パナマ運河
  • チリ鉱山
  • 空港
  • 空港
  • 通信タワー
  • 船舶
  • 文化遺産
  • 客船

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実証実験DATA

実証実験データCASE STUDY

 

DINNTECO-100plus設置ケースにおける検証結果を紹介しています。

 

Case 1 パドリンズの通信塔における避雷効果測定

1. 検証の概要

  • DINNTECO-100plusを設置したのは、標高2,300メートルの西ピレネー山脈の中でも、特に落雷の発生率が高い領域((Nc)7.7、(Nr)32)に位置する通信塔です。
  • 2003年6月21日にDINNTECO-100plusが設置されました。
  • 落雷状況の調査は、2003年6月21日から2016年12月31日までの14年間実施しました。
  • DINNTECO100-plus設置前には、1997年から2002年の間、従来型避雷針(フランクリンタイプ)を設置していましたが、落雷が発生しています。その中で発生した最も深刻な雷の影響 は2000年に起こった落雷事故で、塔の電気および電子部品のほとんどが焼損する深刻なものでした。

2. 検証結果

  • 14年間の調査でのDINNTECO-100plusの効果は、実装した建物へ直接雷を受けた場合は100%であり、半径100mの範囲内では、48.73mで1回、100m以上では1255回で99.99%であった。
  • 2013年から2016年の間の直撃雷は0であった。(14年間の調査)
  • 14年間の調査中に、1256回の落雷が2kmの範囲では記録されている。
    最も近い範囲の落雷は48.73mであった。 (2010年6月14日14:17:36 22 KA (-)/時を記録).
  • 落雷の確率はパドリンズの塔から100 m未満の距離で0.07%、100 mから300 m未満の距離で1.27%、300 mから500 m未満の距離で2.38%、500 mと900 mの間の距離で8.2%、900mを超える距離で88.05% となった。

3. 結果から導かれる結論

結論① DINNTECOにより、上昇トレーサの形成が防止される

・DINNTECO-100plusの直撃雷抑制効果は100%でした。
・DINNTECO-100plusから半径100m以内 (48.73m 離れたところに落雷 ) の落雷抑制効果は99.9% でした。
・実際のデータをみてみると、DINNTECO-100plusが設置されている地点から遠ざかるにつれて落雷のリスクが増加することを証明しています。
 このことは、計算式から導き出される保護範囲と、Dinnteco100-plusから放出されるマイナスイオンが、自然環境において雷雲に発生するマイナスイオンを追跡し、
 放電現象を抑制できる距離が一致していることを証明していると言えます。
 このことからDINNTECO100-plusはその環境における可変電界を補償し、上昇トレーサの形成を防止することが実証されました。
・上記より DINNTECO-100plusは保護範囲内での効果は大変に有効であることが言えます。

結論② 雷雲の中の現象にはDINNTECOは影響を及ぼさない

DINNTECO-100plusの周囲に現れる電場にのみ影響し、雲の中で起こっている落雷、また暴風雨の数や時間には影響しないという結果となりました。

 

コストについて

コストメリットについてCOSTMERIT

 

 

 

 

 

 

1落雷対策を考える時は必ずチェック!
『直撃雷』も『誘導雷』も防げる仕組みに
なっていますか?

雷を「誘い込んで落とす」従来型避雷針は、
『誘導雷が発生してしまう』という宿命があります。

従来型の避雷針(フランクリンロッド)に落雷した場合、建物の躯体全体に一瞬にして数万アンペアという巨大な電流が流れ、建物内に磁界が発生します。この磁界に電力線や通信線などがあると、電磁誘導によってその線に起電力が生じ、大きな電流が流れることとなります。これが「誘導雷」であり、この誘導雷によって、建物内の電子機器・電荷製品が破損してしまいます。

POINT

従来型避雷針は、“直撃雷”の被害は防げても“誘導雷”の被害は発生してしまう

従来型の避雷針で誘導雷被害を防ぐには、避雷器(SPD)の設置が必要

誘導雷の侵入経路は大きく分けると電源線、電話線、TV 線、接地線の4種類です。それぞれの入口をプロテクトできれば、誘導雷による電流(雷サージ)が侵入しづらくなります。このプロテクトが避雷器(SPD)と呼ばれるものです。従来型避雷針で建物の中の電子機器、データ資産を守ろうとすると、このSPDが必須になります。

事例

建物内部を雷から守るための避雷器(SPD)の設置イメージ

after

 

 

 

避雷針自体は低コストでも、
内部雷被害を防ぐためには大量のSPDが必要

従来型避雷針(フランクリンロッド)に落雷があった場合、人や建物への直撃は防げますが、その際に巨大な電流が発生します。この巨大な電流により、電子機器や電子データが破損することを「内部雷被害」と呼びます。

この内部雷被害を防ぐためには、建物の内部にくまなく「避雷器(SPD)」を設置しなくてはなりません。1台あたり数万円〜数10万円の避雷器(SPD)を、建物内部(配電盤、各フロアの電源等)に設置すると、工事費を含め数100万円〜のコストがかかってしまいます。
その点、DINNTECO-100plusそもそも「雷を落とさない」避雷針であるため、その内部雷被害の発生も防ぐことができるのが大きなメリットの1つとなります。

人命は建物はもちろん、「機器の安定稼働」「データ保護」などの避雷針に対する要請を正しく満たすためには、「従来型避雷針+SPD」よりも「DINNTECO-100plus」の方に、品質としてもコストとしても優位性があると言えます。

2広い保護範囲をカバーするために
必要なトータルコストは?

22本⇒2本へ。避雷針だらけの敷地にサヨナラ!

従来型避雷針(フランクリンロッド)を設置する場合、保護範囲は一般的に半径5m程度(※設置位置の高さにより変動)のため、必要な面積を保護するために、複数設置しなければいけません。また、従来型避雷針は、「雷を呼び寄せて落とす」仕組みであることから、保護範囲が足りていない等設計が不適切だと、かえって雷を呼び寄せ危険度が増すことになってしまいます。

POINT

従来型避雷針は雷を呼び寄せる仕組みのため、
保護範囲をきちんとカバーできなければ、かえって落雷のリスクが高まります。

設計の段階で、保護範囲をしっかりチェック

避雷針の設置にあたっては、保護範囲のシミュレーションが非常に重要です。避雷針の効果を正しく発揮し、落雷リスクを回避するために、あらかじめ保護範囲について充分検討した上で正しく設計することが必要です。従来型だと22本も必要だった避雷針が、DINNTECO-100plus2本に集約!
ご相談・お問い合わせ

わかりやすい保護範囲シミュレータで安心の設計
従来型避雷針を設置されていてDINNTECO-100plusへの乗せ換えをご検討の方、また新しくDINNTECO-100plusの設置を検討中の方は、お気軽にご相談ください。
20m以上の建物はもちろん、20m以下の建物で避雷針の設置義務は無い建物でも、病院やデータセンターなど避雷事故を絶対に避けたい場合、一時的なイベント会場の落雷対策も可能です。3Dモデルを利用したわかりやすいご提案をさせていただきます。

  • 従来型の避雷針からDINNTECO-100plusへの乗せ換え
  • 従来型の避雷針を設置しているが保護範囲が足りないと言われた
  • 絶対に稼働を止めたくない機械を導入したので落雷対策をしたい
  • 従来型避雷針に落雷して誘導雷被害があった・SPDが焼損した
  • 顧客情報や製品データなど、データ消失のリスク対策をしたい
  • 大勢が集まる屋外イベント(ライブ・ロケ等)で落雷対策をしたい

ご相談

雷から保護したい建物や設備・施設についてお伺いいたします。ビル1棟から商業施設、大規模建造物、船舶まで対応可能です。

設計案・御見積のご説明

施工の期間やご予算にあわせて、
GoogleEarthやCADでわかりやすくシミュレーションプランを複数案ご提示致します。

工程のご提示

工程案をご提示いたします。従来型避雷針からの乗せ換えの場合短期間で工事がすむ場合もございますので、お気軽にご相談ください。

技術仕様について

技術仕様SPECIFICATION

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DINNTECO-100plusの仕様について

基本仕様(DINNTECO-100plus)

  Spec
寸法(最大幅 / 高さ) 24.48 × 37.02cm
本体重量 7.5kg
  Material
本体材質 アルミニウム / ポリ塩化ビニール
パッケージと材質 26 × 26 × 47cm / 段ボール・ポリエチレン

DINNTECO-100plusの保護範囲について

DINNTECO-100plusの保護範囲については、フランスのポー大学での高圧放電試験により、ICE62305の回転球体法の半径200m及びNFC17-102を採用しております。

従来の避雷針とDINNTECO-100plusの技術的な比較

従来型の避雷針(フランクリンロッド)とDINNTECO-100plusの技術的な特徴について以下の比較表にまとめています。

  DINNTECO-100plus 従来の避雷針(フランクリンロッド)
落雷抑制能力 研究結果および実地検証において、99%の確率で雷の発生を抑制 雷の発生は抑制しない(雷を誘い込んで落とす)
避雷確率
  • ・装置から発生する静電気が、雲と地面の中の電流を99%中和
  • ・電磁衝撃派(EMP)の間接効果にて、最小限(60〜90%)の影響にとどめるようなシステム
  • ・避雷はしない(避雷針に誘導する)
  • ・雷を避雷針に誘導できる確率は70%〜80%
  • ・金属製で電離制を利用するため条件によりうまく作用しないこともある
保護対象 どのような構造物にも利用できるが、火災や爆発リスクのある構造物(電波塔など)に特に力を発揮する サージ避雷器に触れた場合、静電気が発生するため、本来なら対象物を電気的障害から守るはずのものが機能しないことがある
電磁波 電磁波も放射性元素も利用しない 点火薬に電磁波を利用する(放射性元素は利用しない)
避雷の精度
  • ・稲妻や雷の影響による施設の稼働停止を避けることができるため、そのコストを回避できる
  • ・電力を安定的に利用可能
  • ・情報資産・データ資産の保護が可能
  • ・稲妻や雷による直接的影響が避けられない場合、稼働停止等の関連コストがかかる
  • ・安定的な電力確保を妨げる
  • ・情報資産やデータ資産の保持を妨げる
リスクヘッジ そもそも雷や稲妻を誘引させる装置ではないのでリスクを抑えられる 雷や稲妻が不確定に発生するため、リスクヘッジのしようがなく、また被害の大きさも諸条件(建物内の電気設備、避雷器の設置数等)によって左右される
その他
  • ・雷や稲妻を「誘引する」のではなく「抑制する」技術を核とした革新的なシステムのため、保護対象およびその周囲で働く人を電気的障害から守ることができる
  • ・万が一落雷が起きた場合も本体がヒューズの役割になるため、周囲への直接的影響は最小限になる
  • ・避雷針は雷を「誘引する」ことが元来の仕組みであるため、落雷のリスクは常にある
  • ・LPSのシステム、使用する銅線の太さ、流れる電流の強さ・速さに左右されるため、リスクが読めない場合がある

電磁波からの保護機能

DINNTECO-100plusには、補助的機能として電磁防護機能があります。これは従来の避雷針システムにはないものです。雷を原因とする、強力な電磁波や電磁界から防護することができます。
電界内の電磁エネルギーを消散させたり、電界内の様々な周波数の電磁パルスやエネルギーを効果的に減衰させます。

また、DINNTECO-100Plus は EN 規格(欧州規格)で電磁適合性が証明されています。 電磁適合性とは、自身の電磁妨害波が他のどんな電子機器に対しても影響を与えず、また自身が電磁妨害を受けても満足に動作することを言います。互いの電子機器に影響を及ぼすことがありません。
事実 10 年以上、海外の通信タワーに DINNTECO-100plusが設置されていることから、まさにこの電磁適合性が証明されていると言えます。

 

 

 

 

メンテナンス

施工・メンテナンスFLOW

 

 

 

① 設計

従来型避雷針を設置されていてDINNTECOへの乗せ換えをご検討の方、また新しくDINNTECOの設置を検討中の方は、お気軽にご相談ください。
20m以上の建物はもちろん、20m以下の建物で避雷針の設置義務は無い建物でも、病院やデータセンターなど避雷事故を絶対に避けたい場合、一時的なイベント会場
の落雷対策も可能です。3Dモデルを利用したわかりやすいご提案をさせていただきます。

3Dシミュレーションデータによる保護範囲のシミュレーション

保護レベルをわかりやすく表現

② 施工

認定施工業者による施工とセットアップでご提供します。

DINNTECO-100plusの設置には、メーカーによる厳密なインストレーションマニュアルが定められています。このマニュアルに基づいて、DINNTECO JAPAN 認定施工業者が施工を行います。

 

※認定業者以外によって設計・施工・メンテナンスを行った場合、メーカー補償および落雷補償をお受けいただくことができなくなりますので、ご注意ください。

 

 

 

よくある質問

よくあるご質問FAQ

 

  • 1. 避雷針にはどんな種類がありますか?

     

    避雷針といっても種類は1つではありません。大きく分けて「雷を呼び込むタイプ」と「雷を落とさせないタイプ」の2種類があります。

     

    「避雷針」という言葉から、避雷針は雷を避けてくれるものだと思われがちですが、そうではありません。雷をあえて呼び込み安全に地表に落とすタイプの避雷針と、雷そのものを落とさせないタイプの避雷針とがあります。

     

  • 2. 雷にはどんな種類がありますか?

     

    雷には、大きく分けて「直撃雷」と「誘導雷(内部雷)」の2つがあります。

     

    「直撃雷」とは一般的な落雷のことであり、人や建物に直接雷が落ちることです。
    これに対して「誘導雷」と呼ばれるものがありますが、それは建物等への落雷により周囲電磁界が乱れることで発生する誘導電流のことです。

    アースや電線、コンセントから誘導電流が流れ込み、屋内の電子機器の故障や破損を引き起こします。

     

     

  • 3. 避雷針はどんな雷でも防げますか?

     

    従来型避雷針(雷を呼び込むタイプ)は、人や建物を雷の「直撃雷」から守るためのものです。
    直撃雷によって発生する誘導雷(内部雷)は、従来型避雷針だけで防ぐことはできません。「誘導雷」から人や建物、建物内の資産を守るには、別途SPD(避雷器)が必要です。

     

     

  • 4. どんな建物にも避雷針は設置しなくてはいけませんか?

     

    日本では法的に避雷針の設置が義務付けられています。

     

    ■建築基準法 : 20 メートルを超える建物に避雷針を設置
    ■消防法 : 危険物を取り扱う建物・貯蔵タンクに避雷設備を設置
    (指定数量の 10 倍以上の危険物を取り扱う製造所、屋内貯蔵所および屋外タンク貯蔵所)
    ■火薬取締法施行規則 : 火薬庫には避雷装置を設置

     

    ただし、上記の条件に当てはまらない建物であっても、落雷のリスクはあります。特に近年では、ゲリラ豪雨による落雷事故も増加傾向にあります。

    人や建物はもちろん、電化製品、PC、POSレジ、サイネージ、製造ライン、電子鍵、医療機器等の破損・稼働停止を防ぐためにも、雷リスクを正しく評価し、落雷対策を行うことをおすすめしています。

     

     

  • 5. 避雷器(SPD)とは何ですか?

     

    避雷器(SPD:Surge Protective Device)とは、直撃雷(内部雷)によって発生する巨大な電圧・電流 (=雷サージ) が、電線や電話線等を経由して電子機器に進入するのを防ぐ装置のことです。「避雷器」とも呼ばれます。

    保護したい電源線や電話回線とアースとの間に設置し、一定の電圧以上で動作して雷サージをアース側へ逃がして電子機器への影響を防ぎます。

     

    避雷器にはJIS規格により【クラスI】や【クラスII】という表記がされているものが見られます。
    これは性能の優劣ではなく、避雷器の性能試験条件をもとにしたクラス分けです。

    ・直撃雷が侵入しやすい場所には【クラスI】
    ・誘導雷の侵入には【クラスII】
    ・特に過電圧に弱い機器には【クラスIII】など

    避雷器(SPD)は、設置場所や保護機器により使い分けることが重要です。

     

  • 6. 雷害の発生しやすい時期はありますか?

     

    雷は、基本的には一年中発生します。ただし、季節によって雷の特性が異なります。

     

    夏は午後から夕方が雷のピークですが、冬は昼夜を問わず発生します。夏の雷と冬の雷では、発生する仕組みが異なるためです。

    また、地域によっても異なる特性があります。日本海側の冬の雷は、雷の電気量が多く、落雷すると被害が大きくなる特徴があります。また、夏の雷に比べて冬の雷は100倍のエネルギーを持つことがあり、注意が必要です。

     

     

  • 7. 「落とさない」避雷針DINNTECOのメリットは何ですか?

     

    従来の避雷針は、そもそも雷を呼び込む仕組みのため、落雷は発生します。

    DINNTECO-100Plus は雷そのものを落とさせません。 落雷が発生するという事は、避雷針を設置していても、それに接続された導線に触れたり、その付近にいる と落雷を被る可能性があるという事です。

    雷そのものを落とさせない DINNTECO-100Plus では、保護エリア内では落雷しないために、それらの不安がありません。

  • 8. NATOカタログとは何ですか?

     

    NATO カタログとは、戦闘機などの防衛装備を構成するボルトやタイヤなど、詳細な部品レベルにまで至る広範な国際標準のデータベースシステムです。

     

    北大西洋条約機構(NATO)加盟国から始まり、現在は主要 63 カ国(準加盟を含む)が製品を登録。これ までに 3000万~4000 万点が登録されています。

     

    DINNTECO-100Plus は 2013年10月9日に NATO に優れた「稲妻保護システムおよび電磁防護装置」として認証されました。 現在 NATO 加盟国 28 カ国の NATO 関連施設で導入されています。 
    ※ NCN(NATO 統一番号):DDCE:NCAGE:SYN37

     

  • 9. ビューローベリタスとは何ですか?

     

    ビューローベリタス(BUREAU VERITAS)とは、フランスに本部を置く第三者の独立認証機関で、世界各地域に1400以上の事務所・試験所を持っています。

    各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っています。

    DINNTECO-100plusは、BUREAU VERITAS 認証による雷保護システムとして認定されています。( ※番号 : ES036861 )

     

     

     

  • 10. CEマークとは何ですか?

     

    CE マーク(CE marking)とは、EU (欧州連合) 加盟国の基準を満たすものに付けられる基準適合マークです。

    DINNTECO-100Plus は、EN 55011〜EN 55015 および EN 55022を規定する規格に準拠した製品安全法を遵守しています。

     

  • 11. 落雷があった場合、被害は補償されますか?

     

    万が一落雷による被害が発生した場合、最大60万ユーロ(約7,000万円)の範囲内で補償されます。設置場所及び保護範囲に対し起こる間接的被害も含まれています。

     

    補償の利用には、保険会社による現地調査が必要です。
    詳しい利用の流れについては、お気軽にお問い合わせください。

  • 12. 直撃雷の被害にはどんなものがありますか?

     

    「直撃雷」とは一般的な落雷のことで、人や建物に直接雷が落ちる事です。

    「直撃雷」の電圧や電流は非常に大きいため、落雷被害も甚大です。人間に落雷すれば命を落とすことにもなりますし、設備や建物に落雷すれば、その威力の大きさからほとんどの場合破損します。

     

    学校のグラウンドでの落雷により部活動中の高校生が亡くなったり、野外コンサート会場での落雷により観客の方が亡くなるなど、様々な被害事例があります。 建物の破損が二次災害を引き起こすこともあります。

     

    もし高層ビルへの落雷によって破損した外壁の一部 が地上に落下したら、地上の物や通行人に危害を与えてしまうことにもなるからです。 都心の高さ 200 メートルの高層ビルの屋上の一部が粉砕され、1 階まで落下した事例があります。もしこの落下物が人間にあたっていたら・・・と考えると、とても恐ろしいことです。

     

    このような「直撃雷」から人や建物を守るために設置するものが避雷針です。DINNTECO-100Plusの保護エリア内では落雷しません。

     

     

  • 13. 誘導雷(内部雷)の被害にはどんなものがありますか?

     

    「誘導雷(内部雷)」とは、付近の建物等に雷が落ちることで、周辺の電磁界が乱れ誘導電流が発生し、アース線や電線、コンセントを通じて建物内部の電子機器に被害を及ぼすものです。 

     

    ◯ 家庭内:ホームセキュリティ、電子錠、エレベータの故障
    ◯ 会社内:サーバールームへの影響・・・ネットワーク障害や社内重要データ破損のリスク
    ◯ 病院内:医療機器、電子カルテの故障・・・患者の命の危機
    ◯ 工場内:稼働停止、欠陥製品・・・ 莫大な経済損失

     

    ある病院での事例として、落雷により周辺地域が停電。病院ではすぐに非常用電源が作動されたにもかかわらず、人工透析の機器は動かないままという事態が発生しました。

    また別の病院では、落雷による誘導電流で医療機器につながるブレーカーが故障。電子カルテや空調システムが 6 時間にわたり使えなくなる事態が発生しました。

     

    「誘導雷(内部雷)」による経済的損失は、情報化社会の現代では甚大なものです。工場内機械の故障や生産ラインへの影響、電子機器や通信ネットワーク障害はもちろんのこと、病院の医療機器の故障は人命への影響もあります。

落雷保障

製品保証・落雷補償ASSURANCE

 

 

 

製品保証および落雷補償について

本製品のご購入・設置後、「利用届出申請」を行っていただいた時点で、メーカーによる製品保証が開始いたします。保証書は、届出申請受理後30日以内に発行いたします。
メーカー製品保証の有効期間は1年となり、設置後1年経過時点での定期メンテナンスが完了すると、2年目のメーカ保証が発効いたします。その後も、1年に1回の定期メンテナンスをお受けいただくことで、最長5年間までメーカー保証をお受けいただけます。
年間定期メンテナンスを受けない場合は保証が無効になります。

 

 





落雷補償
直撃雷による被害が発生した場合、最大300万ユーロ(約3億9,000万円)の範囲内で補償されます。(※補償のご利用には、保険会社による現地調査・審査が必要です。)
※人的被害の場合、最大30万ユーロ(約3,900万円)が上限となります。
対象地域
日本国内をはじめ、世界の多くの国で保証がお受けいただけます。
※アメリカ、カナダおよびオーストラリアは保証対象外となります。
製品保証期間
最初の保証の有効期間は1年です。
設置1年後の定期メンテナンスを完了すると、2年目のメーカー保証が発効します。その後も、年1回のメンテナンスをお受けいただくことで、最大5年間まで保証をお受けいただけます。
保証の適用
お客様からの「利用届出申請」を受理した時点で保証が発効します。保証期間は「届出申請が受理された日から」となります。受理証明後、製品保証書を30日以内に発行いたします。
  • ■メーカー製品保証の流れ(最長5年)
    ※メーカー製品保証の発効には、お客様からの「利用届出申請」が必要です。
  • ※年1回、認定施工業者によって定期メンテナンスを行い、メーカーへ「メンテナンスレポート」を提出する必要があります。この「メンテナンスレポート」を提出しない場合は、次年以降の製品保証は無効となります。

お客様利用届出申請/メーカーにて届出申請を受理=保証発効日/メーカー製品保証書を発行※受理証明後30日以内/メーカー保証(1年目)/定期メンテナンス(年1回)=保証1年間延長/メーカー保証(2年目)/ 定期メンテナンス(年1回)=保証1年間延長/メーカー保証(3年目)/定期メンテナンス(年1回)=保証1年間延長/メーカー保証(4年目)/定期メンテナンス(年1回)=保証1年間延長/メーカー保証(5年目)

定期メンテナンスについて

本製品のご購入・設置後、「利用届出申請」を行っていただいた時点で、メーカー製品保証が開始いたします。保証書は、届出申請受理後30日以内に発行いたします。
メーカー製品保証の有効期間は1年となり、設置後1年経過時点で、認定業者による定期メンテナンスが完了すると、2年目のメーカ保証が発効いたします。その後も、1年に1回の定期メンテナンスをお受けいただくことで、最長5年間までメーカー保証をお受けいただけます。
年間定期メンテナンスを受けない場合は保証が無効になります。

保証対象外一覧

下記の場合は、メーカー保証対象外となります。

  • 製品にシリアルナンバーが記載されていない場合
  • 弊社供給部品以外のものをご利用の場合
  • 設置・設計や技術仕様が適切でない場合
  • 本体及び関連装置の利用届出申請がされていない場合
  • 全ての関連装置が仕様どおりに設置・設計されていない場合
  • 不適切な使用を原因とする場合
  • 弊社委託業者以外の設置した製品
  • 外的要因で(正規部品以の利用など)故障した場合
  • 設置マニュアルに沿わない工事や契約条件の場合
  • 雷以外の自然災害や外部からの襲撃、破壊行為の結果故障した場合
  • 弊社及び契約業者以外の業者へ修理依頼をした商品の場合
  • 機器のメンテナンス作業は本保証ではカバーされません。(別途有償)

損害補償会社

直撃雷によって発生した直接的損害が補償されます。本製品のご購入・設置後、「利用届出申請」を行っていただいた時点で補償の対象となります。
不適切な設計・認定施工業者以外による施工・メンテナンス等の場合、製品保証および落雷補償がお受けいただけないケースが発生致しますので、詳しくはお問い合わせ下さい。

 

 

 

施工代理店

新型避雷針『DINNTECO』の施工に関しては、
施工研修を2日間受講して、認定テストをクリアした業者のみ施工が許されております。
当社直下の施工代理店様は、以下の通りとなっております。

   ・マルタヤ電機株式会社            福山市南本庄2丁目11−17

 

   ・株式会社木下エネルギーソリューション    広島市佐伯区五日市町大字石内5998番地1

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施工代理店は、現在 全国地域で募集中です。参加希望企業さまは、こちらまでご連絡ください。追ってご連絡いたします。

 

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