「誘雷」から「避雷」へ!DINNTECOの新しいテクノロジーで避雷針は進化します。
一般的な避雷針(フランクリンロッド)は、建物や人に雷が直撃しないように、避雷針へ雷を「誘い込んで落とす」ためのものです。1749年に避雷針が発明されたころは、落雷から人命や建物を守ることが避雷針の役割でした。
しかし、それから250年後の現代においては、避雷針に求められる役割はそれだけではありません。電話・照明・空調・テレビ・パソコン・給湯器・エレベーター・オートロックなど、すべてが電子機器によって成り立っている生活の中で、落雷によって生じる巨大な電流によってそれらが破損するダメージは計り知れません。住宅はもちろん、店舗であれば営業停止や大切なデータの逸失、工場であれば稼働停止や不良品発生、病院であれば医療機器のトラブルによって致命的な問題を引き起こします。
現代社会の大敵 ” 誘導雷(内部雷)”
従来型の避雷針で「安全に落とす」場合でも、この誘導雷は発生します。
一度落雷が発生すると、200万~10億ボルト 及び 数万アンペアという巨大な電流が避雷針を伝って流れ、「地面」「電源」「電話線」から、建物内に波及します。これは、従来型の避雷針では仕組み上防ぐことができません。その被害を防ぐためには、従来型の避雷針に加えて、多数のSPD(避雷器)を設置しなくてはなりませんが、これには大きなコストがかかります。 › DINNTECOのコストパフォーマンスについて
雷を「落とさない」避雷針
DINNTECO-100plusの仕組み
新しい避雷針「DINNTECO-100Plus」は、本体から半径100mの範囲で、上空のマイナス電荷を常に引き寄せる働きをしています。
周辺で発生するマイナス電荷が常にDINNTECO-100Plusへ向かって引き寄せられている形になるので、上空に向かってマイナス電荷が放出されることがありません。
また、DINNTECO-100Plusは、同じく本体から半径100mの範囲で、地面(対象となる接地極)のプラス電荷も常に引き寄せています。
そうして空中から引き寄せたマイナス電荷と地面から引き寄せたプラス電荷を、DINNTECO-100Plus本体内部では自動的かつ継続的に電荷交換を行うことで中和し続けています。その働きにより、DINNTECOの保護範囲内では電位差が発生しない(大気中のマイナス電荷を飽和させない)ため、落雷が発生しないのです。
落雷とは、上空(雲中)と地面とで電位差が大きくなった時に、それを解消しようとして放電が起こる状態のことです。この原理からすると、電位差を生じさせず、「ステップリーダ」「ストリーマ」が発生しなければ、その後に続く放電路も形成されないということになります。
広い保護範囲
DINNTECO-100plusの保護半径は100mです(※)。この範囲内に雷を寄せ付けません。
※ 基準となる面から本体先端部までの高さが26.7m以上ある場合。
※ 建物の形状や周囲の建物の高さにより保護範囲は異なります。詳しい保護範囲については、認定業者による設計図およびシミュレーションデータによって提示させていただきます。
保護範囲については、ヨーロッパにおいて雷の実験で著名なフランスのポー大学で行った高圧放電試験の結果により、ICE62305の回転球体法の半径200m 及び NFC17-102を採用しております。
各機関の推奨・認定CERTIFICATION
各機関からの推奨
DINNTECO-100plusは、NATOをはじめとして以下の機関からの推奨・推薦を受けています。
世界各国での豊富な採用実績
DINNTECO-100plusは、世界35カ国以上、5,000件以上の豊富な採用実績があり、ビル1棟からパナマ運河まで、あらゆるシーンでの落雷リスクに対応しています。